股関節外旋ポキポキの主な原因としては、軟部組織の癒着拘縮、外傷、腸脛靭帯肥大、股関節そのものなどが挙げられる。 1.軟部組織の癒着拘縮:股関節外側の軟部組織が原因で起こるポッピングで最も多いのは、主に大殿筋の癒着拘縮によるもので、幼少期に注射を繰り返すなどして大殿筋の筋膜が拘縮し、瘢痕や筋構造が形成され、大腿の屈伸時にこの増殖した瘢痕組織が大転子上を滑り、股関節のポッピングを引き起こす。 2.外傷:外傷や緊張による損傷により、股関節の軟部組織がうっ血、浮腫、無菌性炎症を起こし、肥大や線維性過形成、すなわち瘢痕組織が形成されることがあり、症状が顕著な場合は、皮膚の下に紐のような強靭な構造が感じられ、股関節の屈伸時にポキポキという音を伴う。 3.腸脛靭帯肥大症:腸脛靭帯肥大症や大転子肥大症の患者さんでは、滑液包炎を起こすことがあり、股関節を外旋させるとポキポキと音が鳴ることもあります。 4.股関節自体:大転子軟骨腫、先天性形成不全、股関節脱臼など、股関節自体の疾患。 また、臼蓋軟骨の断裂や損傷、臼蓋損傷なども股関節ポッピングの原因となります。 股関節ポッピングは、積極的に身体検査を行い、股関節ポッピングの原因を早期に発見し、ブレーキ、固定、手術などの方法で病気の発症を防ぐ必要があります。