局所進行上咽頭癌は国際TNMステージIIからIIIである。 遠隔転移を伴わない局所進行上咽頭癌には、主に上咽頭腔に限局した腫瘍または中咽頭に浸潤した腫瘍で傍咽頭腔に浸潤しておらず片側の頸部リンパ節転移を伴わないもの、傍咽頭腔に浸潤した腫瘍で片側または両側の頸部リンパ節転移を伴うもの(直径6cm以下)、頭蓋底に浸潤した腫瘍で片側または両側のリンパ節転移を伴うもの(直径6cm以下)が含まれる。 局所進行期の上咽頭癌はまだ遠隔転移が起こっていないので、治療には放射線併用療法を選択することができる。 上咽頭癌は放射線治療に感受性が高いので、早期治療と長期生存のためには、できるだけ早期に内科的治療を受けるべきである。