肺水貯留、すなわち胸水貯留の患者は、胸痛、咳、呼吸困難、その他の不快な症状に加え、病気の原因によってその他の随伴症状に悩まされる傾向がある。 呼吸困難は胸水貯留患者に最もよくみられる臨床症状の一つであり、胸痛や咳を伴うことがある。 結核性胸膜炎による胸水貯留は、微熱、空咳、胸部圧迫感、息切れ、その他の不快症状を伴うことが多い。 腫瘍性疾患による悪性胸水貯留は、通常は発熱を伴わないが、やせ、胸痛、腫瘍の圧迫によるその他の症状を伴うことがある。 感染症による炎症性胸水貯留は、明らかな発熱、胸痛、咳、痰などの症状を伴うことが多い。 心不全による胸水貯留は、しばしば呼吸困難、胸部圧迫感、疲労感、倦怠感、体力低下、その他の心不全の徴候を伴う。 上記のような症状があり、胸水貯留が疑われる場合には、病状を長引かせないためにも、適時医療機関を受診することが勧められる。