脳梗塞患者の足のむくみをマッサージしてよいかどうかは、具体的な状況によって異なる。 足のむくみの原因が、局所の血液循環不良や低タンパク血症によるものであれば、マッサージで症状の緩和を助けることができる。 足のむくみの原因が深部静脈血栓症の場合は、マッサージは適さない。 1.脳梗塞の場合、脳の血液循環障害により、局所の脳組織が虚血や低酸素により機能障害を起こし、さらには変性や壊死を起こし、その場所の脳神経に支配されている手足の運動障害を起こし、手足の麻痺を起こすことがある。 足のむくみは、患者の運動制限や長期臥床による四肢局所の血行不良が原因で起こることがある。 このような状態による足のむくみは、マッサージをすることで血液循環を促進し、足のむくみの症状を軽減することができる。 2.脳梗塞患者の場合、長期臥床と食事摂取量の減少により栄養失調に陥り、低タンパク血症となり足がむくむことがある。 この場合、マッサージに加え、良質のタンパク質を適時補給することが症状の改善につながる。 3.重度の脳梗塞患者は、四肢の麻痺により下肢の運動量が低下し、深部静脈血栓症を引き起こし、足のむくみの原因となるため、長期間寝たきりになることがある。 この場合、静脈血栓の脱落や肺塞栓症を引き起こし、患者の生命の安全に影響を与えないためにも、マッサージは勧められない。 脳梗塞患者に足のむくみの症状がある場合は、適時に医師に相談し、医師の指導のもとで日常的なケアを行うことが勧められる。 また、症状の改善や回復を促すために、家族の協力を得ながら積極的にリハビリを行いましょう。