飲酒後の高血圧は、アルコールの代謝産物が一定の血管拡張作用を持ち、末梢血管の容積を増加させるため、血圧がある程度低下するのが一般的である。 高血圧とは、同日以外の3回の血圧測定で正常範囲外の高血圧または低血圧が認められる場合をいい、正常時の血圧は高血圧が90~140mmHg、低血圧が60~90mmHgで、高血圧患者の一部は飲酒後3~4時間程度で血圧が低下する。 肝臓で代謝されたアルコールの代謝物は血管の平滑筋に作用して血管拡張を促し、末梢血管の容積を増やして末梢循環抵抗を減少させるので、血圧はある程度低下する。 しかし、この場合の血圧低下は一時的なもので、アルコール代謝が分解された後は元の血圧値に戻る。