ホモシステイン17μmol/Lは正常値の上限を超える異常値であり、心血管疾患や糖尿病などのリスクが高まることを示唆し、早急な介入が必要である。 ホモシステインは生命活動に不可欠な物質の代謝・合成産物の一つである。 血漿中のホモシステイン濃度が10μmol/L以上を高ホモシステイン血症という。 高ホモシステイン血症は多くの疾患の発症と関連しており、疾患リスクの指標として用いることができる。 冠動脈アテローム性動脈硬化症などの心血管疾患患者では、値が5μmol/L上昇するごとに心血管疾患のリスクが増加する。腫瘍形成の観点からは、ホモシステインが5μmol/L上昇するごとに消化器腫瘍の発生率が7%増加する。 腫瘍発生に関しては、血漿中のホモシステインが5μmol/L増加するごとに、消化管腫瘍の発生率が7%増加する。 高ホモシステイン血症のコントロールは主に予防にあり、健康的な食事やメチルコバラミンなどの薬物療法によって病気のリスクを減らすことができる。 ホモシステイン異常については、病気の進行を遅らせることのないよう、早めに病院を受診するか、計画的な健康診断を受けることをお勧めする。