体が静かなときに熱を発する主な臓器は、内臓と脳である。 内臓の中で最も熱を産生するのは肝臓である。 体内の熱産生の形態には、基礎代謝熱産生、運動時の骨格筋熱産生、食物の特殊な動態、胸部熱産生と非胸部熱産生がある。 身体の熱は主に三大栄養素(糖、脂肪、タンパク質)の代謝によって供給され、代謝が強いほど臓器の熱産生能力は高くなる。 閑話休題、身体の熱産生は主に内臓の熱産生であり、内臓の各臓器の中で最も熱産生が多いのは肝臓である。肝臓の血流温度は大動脈の血流温度より0.4~0.8℃高いからである。 寒冷条件下での熱産生は、ワーブリング(骨格筋の伸筋と屈筋の同時収縮)および非ワーブリング熱産生(頸部、鼠径部、肩甲下部の大血管に分布する褐色脂肪の代謝の増加)によって増加する。 新生児では体温調節機能が未発達であるため、褐色脂肪を多く含む新生児では、褐色脂肪が熱産生に特に重要である。 また、運動中に熱を産生する主な臓器は骨格筋である。