IgA腎症の新薬とは?

現在、IgA腎症の治療薬として使用可能な新薬はヒドロキシクロロキンであり、尿蛋白を低下させ、腎線維化を遅延させる。 2021年のKDGIOガイドラインでは、IgA腎症の治療にヒドロキシクロロキンが含まれており、この薬剤は、最適な支持療法を適用しても進行のリスクが高い患者において、依然として尿蛋白を低下させる効果がある。 ヒドロキシクロロキンは作用機序が不明な免疫調節薬である。 過去には主にエリテマトーデスや関節リウマチの治療に使用されてきた。 現在では、IgA腎症にもある程度の治療効果があることがわかっている。 ヒドロキシクロロキンの一般的な副作用は皮膚の炎症である。 これに加えて、網膜症や骨髄抑制などの重篤な副作用が起こることがある。 アレルギー、妊婦・授乳婦、6歳未満の小児には禁忌である。 ヒドロキシクロロキンは専門医の指導のもと、定期的に眼底検査や血液検査を行い、重篤な副作用を避ける必要がある。