タイトルにある「三子湯」は「三子滋養親族湯」であるべきで、その具体的な組成と分量は、白芥子実、紫蘇実、レデブーリエラ実各9gである。 三子養血湯は白芥子、荏胡麻、猪苓からなる。 このうち、白芥子仁は肺を温めて痰を解消し、気と節を分散させ、紫蘇仁は気を下げて痰を解消し、咳と喘息を緩和し、レデブーリエラ仁は食滞を解消(食物の消化を促進)し、気を下げて痰を排出し、すべての生薬は肺を温めて痰を解消し、気を下げて食物を排出する効能がある。 痰がからみ、ガスが逆流して食物が停滞し、咳や喘鳴があり、痰がからんで胸がつまる、食物が排出されにくいなどの症状がある場合の主治法である。 注意すべきことは、この処方は対症療法薬であり、長期間服用すべきではなく、また、気虚の人に単独で使用すべきではなく、具体的な調剤や薬の使用は医師の指導のもとで根拠を明らかにして行うべきであり、やみくもに自己流で投薬すべきではないということである。