膀胱全摘術は一般に膀胱の悪性腫瘍を治療する方法であるため、その予後は患者の年齢、慢性疾患との合併の有無、リンパ節転移の有無など多くの因子が関係しており、単純に判断することはできない。
膀胱癌患者の術後の予後や退縮は千差万別で、患者の年齢、慢性疾患との合併の有無、手術方法、尿管侵襲の有無、手術時期など予後に影響する因子は多い。 なかでも、リンパ節転移の有無、尿管浸潤の有無、尿道切株への浸潤の有無が患者の生存率に最も大きな影響を与えた。
さらに、根治的膀胱摘除術+ネオアジュバント化学療法を受けた患者は、根治的膀胱摘除術のみを受けた患者よりも予後が良好であった。 対照的に、腫瘍の病期が上昇すると予後は相対的に悪くなる。
膀胱全摘術後は定期的に経過観察を行い、病変の変化を観察すべきである。