漢方薬でおねしょは治るのか?

おねしょは臨床的には尿崩症と呼ばれ、漢方では先天性の素質不足(生まれつきの体質や体の働きの悪さ)と後世の慢性的な障害が原因と考え、下元を温めて膀胱を固めることを基本的な治療方針としています。 尿量減少は、下元虚寒、肺脾気虚、心腎障害、肝経湿熱(肝経は湿熱邪気を感じる)の4つに分けられる。 下元虚寒の患者には、腎陽を温めて補気し(温補腎陽気)、固結して(固結止尿)、中焦益気湯で治療できる。肺気虚脾気虚の患者には、肺を温めて補気し、脾を強めて固結して、中焦益気湯で治療できる。 また、肝経に湿熱がある(肝経は湿熱を感じる)患者には、湿熱を取り除き、肝を瀉して尿の損失を止めるために、竜胆瀉肝湯で治療することができる。 なお、上記の薬剤に対するアレルギーは禁忌である。 尿崩症の治療は、医師の指導の下、患者の具体的な状況に基づいて行うべきである。