柴胡加竜骨牡蛎湯は陽の強壮剤で、主に腎陽虚に用い、陰虚の患者は使用しない。 柴胡加竜骨牡蛎湯は腎陽を補い、精血を益し、腸を潤し、腸を弛緩させる作用があり、主に腎陽虚によるインポテンツや不妊症、腰膝痛(腰や膝が痛くて力が入らない感じ)、腱骨虚弱、手足冷え、顔色が白い、五時下痢(夜明け前の下痢)、頻尿などに用いる。 なお、柴胡剤は温性であるため、陰虚(体内の陰精が不足し、火が亢進している状態)、胃腸に固熱がある人、高温性便秘による便秘の人は服用しないこと、また、腸を滑らす作用があるため、緩便(便がゆるく、形が整っていない状態)や下痢に悩む人には適さない。 症状がある患者は、専門医の指導の下、標準的な治療法を見極め、適時に医師に相談する必要があり、有害な結果を引き起こさないように、やみくもに自分の薬を使用しないでください。