パチュリの葉は、芳香、中和、止嘔、発刊、解熱などの作用があり、中焦湿邪(脾胃の機能を阻害する湿邪)、夏湿などの改善に用いることができる。
パチュリは、シソ科の多年草パチュリの地上部を乾燥させたもので、パチュリ葉はその葉で、漢方薬のパチュリと同様の作用がある。 臨床的には、一般に中焦にこもった湿邪による心窩部(腹部)の膨満感(胃の膨満感や不快感)、吐き気、嘔吐の治療に用いられ、夏日には、外邪の風寒や生寒の内傷による悪寒(寒さを恐れる)や発熱、めまいや倦怠感、頭痛や胸のつかえ、腹痛や嘔吐・下痢の治療に用いられる。
蒼朮(ソウジュツ)、防風(ボウフウ)などの漢方薬と併用すると、少食嘔吐、疲労感(精気不足)などの症状に効果がある。 霍香正気散(かくこうしょうきさん)など、紫蘇、黄耆、半夏などの生薬と併用すると、外邪を治療できる。 桂枝茯苓丸、滑石、陰陳などの生薬と併用すれば、湿熱(湿熱を感じて温まること)病の初期や、湿熱を併発している人にも効果がある。
一般的な患者には煎じられるが、長期間の煎じは禁物で、陰虚火亢のある人には禁忌である。
不快な症状が出たときは、自己判断で薬を選ぶのではなく、早めに医師に相談し、医師の指導のもとで薬を選ぶことが必要である。