甲状腺乳頭癌は甲状腺癌の中で最も悪性度が低く、予後も良好であるが、甲状腺の手術で甲状腺全摘術を選択するかどうかは、他の適応と組み合わせる必要があり、石灰化を伴う甲状腺乳頭癌の有無だけで手術の範囲を決めてはならない。 甲状腺葉切除術は、腫瘤の直径が1cm未満で甲状腺外に浸潤しておらず、遠隔転移がないこと、頸部への放射線照射歴がないこと、他の好ましくない病型が組み合わさっていないこと、などの条件がすべて満たされた場合にのみ可能である。 これら以外は、甲状腺全摘術または亜全摘術を行うべきである。 術後のヨード131治療も日常的に必要である。 甲状腺乳頭癌に対する積極的な外科治療はしばしば有効であり、予後もよい。 重度の石灰化を伴う甲状腺乳頭癌と診断された場合は、積極的に内科的治療を受け、専門医の指導のもと最善の外科的治療計画を立てるべきである。