左肺上葉の結節は、結核、肺炎、悪性腫瘍などの疾患でみられる。 1.結核:Mycobacterium tuberculosis(結核菌)などの感染症が原因で、罹患中や治癒後に肉芽腫が形成され、画像診断で結節として示される。 2.肺炎:細菌感染、ウイルス感染、真菌感染などが原因。肺炎や気管支炎の既往がある場合、炎症性滲出液が左肺上葉に結節を形成することがある。 3.悪性腫瘍:肺の結節が孤立性で、縁がバリ状で滑らかでない場合は、悪性腫瘍の可能性が高いので、穿刺生検で診断する必要がある。 肺の上葉は結核や肺炎の発生率が高いので、もしそのような病気の徴候があれば、専門医の指導のもとで関連する検査を行い、診断を除外する必要がある。 結節が小さく、発熱や咳などの炎症症状がない場合は、定期的に経過を観察することができます。結節が大きくなる傾向がある場合は、強化CTや穿刺生検などで診断し、的を絞った治療を行う必要があります。