胆嚢壁肥厚が1.1cmになる原因は、急性胆嚢炎、胆嚢結石、肝硬変など様々であるが、臨床症状から重症度を総合的に判断する必要がある。 1.急性胆嚢炎:様々な原因による胆嚢腔内の圧力上昇に加え、細菌感染によるものが多い。 急性胆嚢炎は腹痛、発熱などの症状を呈し、明らかな胆嚢の肥厚を認めることもある。 積極的な治療により治癒し、通常重篤な結果をもたらすことはない。 2.胆嚢結石:長期間の胆嚢結石が胆嚢壁を刺激し、胆嚢壁の肥厚を引き起こし、慢性胆嚢炎にまで発展し、治療しなければ癌になる可能性がある。 3.肝硬変:肝機能の異常により、胆嚢の静脈還流が阻害され、胆嚢壁が腫れる。 このような状況は、肝硬変が代償喪失の段階に入ったことを示唆しており、より深刻であるため、原疾患をできるだけ早期に治療する必要がある。 従って、1.1cmの胆嚢壁肥厚がある場合は、速やかに医師の指導のもとで受診し、治療を受ける必要がある。