単純な消化不良では通常、黒い便は出ない。 消化不良は一般的に機能性消化不良と器質性消化不良に分類される。 胃腸運動障害や精神的要因による消化不良などの機能性消化不良では、通常、黒色便は生じない。 しかし、胃潰瘍、十二指腸潰瘍、肝硬変による眼底食道静脈瘤の破裂・出血、胃がんなどの器質的病変がある場合は、黒色便の原因となることがあるが、黒色便の原因は主に器質的病変による出血であり、消化不良によるものではない。 消化不良で黒色便を長期間繰り返すようであれば、注意して早めに病院を受診し、医師の指導のもとに便潜血検査や胃カメラ検査などを行い、積極的に治療する必要があります。