歯からの出血は肝硬変の初期症状ですか?

肝硬変の初期には、通常、歯牙出血のような異常出血症状はみられません。異常出血は、進行した肝硬変の崩壊期に多くみられ、薬物療法などの適時の介入が必要です。 早期の肝硬変では、多少の障害はあるものの、まだ正常な肝組織が残っているため、肝機能は正常な生命活動を維持することができ、黄疸や異常出血などの臨床症状は起こりません。 そのため、肝硬変の初期には、通常、歯牙出血のような異常な症状は現れません。 肝硬変が脱硬変期に入ると、肝機能が著しく障害され、血液凝固に必要な物質を合成する機能が急激に低下し、凝固機能不全となり、歯からの出血などの異常症状が出現します。 肝硬変となり、早急な治療が必要となります。 一般的な治療法としては、エンテカビルなどの薬剤による抗ウイルス療法があります。 肝硬変による凝固障害に対しては、凝固因子の輸注などで介入します。 肝硬変が疑われる場合は、適時に受診し、医師の指導のもとで適切な治療を行うことが望ましい。