サイログロブリン抗体 175, 治療方法

サイログロブリン抗体175IU/mlは高値側で、甲状腺炎や甲状腺機能低下、甲状腺癌や甲状腺癌の再発などが考えられます。
1.薬物治療:診療所ではリンパ球性甲状腺炎、甲状腺機能低下症、化膿性甲状腺炎、高機能腺腫がよくみられます。 これらの炎症性疾患や腺腫性疾患は甲状腺の破壊を引き起こします。 甲状腺の濾胞が破裂すると、血液中にサイロキシンが放出され、これが刺激となってサイログロブリン抗体が産生され、この抗体も上昇します。
甲状腺機能低下症の場合は、レボチロキシンナトリウムを服用します。 甲状腺機能亢進症の場合は、メチマゾールなどを服用します。
2.外科的治療:サイログロブリン抗体の上昇は、甲状腺悪性腫瘍、甲状腺乳頭髄様癌などの甲状腺腫瘍でもみられることがあります。
サイログロブリン抗体は、甲状腺がんの再発をモニターする指標としても用いられ、甲状腺がんの再発に対して高い感度と特異性を持っています。 サイログロブリン抗体は、手術後に腫瘍組織や転移病変が残存している甲状腺がん患者でも上昇することがあり、必要に応じてさらなる外科的治療が必要となります。
サイログロブリン抗体が高値になる理由は他にもあり、サイログロブリン抗体が高値の患者は、専門医の指導のもと、通常の病院でさらに詳しい検査や治療を受ける必要があることが示唆されます。