生牡蠣は軟体の海産生物で、長牡蠣、大連湾牡蠣、今庄牡蠣の殻を薬用とすることができ、その薬名は牡蠣である。 牡蠣は味は塩辛く,性質は微寒で,肝経,胆経,腎経に属し,効能は節を軟らかくして散らし,陽を沈めて陰を補い,精神を安定させる(鉱石や貝殻で精神を安定させる),動悸や不眠症,瘰癧(主に頸部リンパ節の結核を指す),痰核(核の皮下腫脹),めまいや耳鳴りの治療に適する。 なお、脾胃虚証(脾胃が虚弱で冷え症)の患者は、脾胃の負担を増やさないように、長期服用や多量服用を避ける。 また、便秘の人、外邪症状(主に外邪を感じた後に呼吸器症状として現れる)のある人、症状が治まっていない人は使用してはいけない。 牡蠣を薬膳として使用する場合は、専門の医師の指導のもとで使用することが推奨されており、副作用を避けるためにも自己判断で服用してはならない。