田七人参粉末が慢性閉塞性肺疾患を治療するという研究は見つかっていないが、うっ血や痛みの症状がある慢性閉塞性肺疾患患者は、田七人参粉末を塗布することで症状を緩和できるというエビデンスがある。 田七人参末は呉茱萸科の田七人参の根と根茎を乾燥したもので、性質は温性、味は微苦甘、肝胃経に属する。 瘀血を解消して止血し、血液循環を活発にして痛みを和らげる効能がある。 臨床的には、田七人参末は、吐血、漏血(月経過多や垂れ流し)、喀血などの様々な出血症状や外傷性出血の治療、打撲、筋骨格系のひだや骨折、打撲腫脹などの外傷の治療に用いることができる。 また、本剤は補虚強壮の作用があり、虚労の治療に用いることができる。 本剤の副作用は明らかではないので、妊婦は注意して使用すること。 慢性閉塞性肺疾患の症状がある場合は、やみくもに自己治療するのではなく、専門医の指導のもとで症状を確認しながら治療することをおすすめします。