かゆみを伴う乳頭からの溢乳は、乳管拡張、乳頭皮膚湿疹、乳がんなどによって引き起こされることがあります。 1.乳管拡張:乳管拡張による乳頭溢流は、乳管内に乳頭腫が存在し、腫瘍が成長するにつれて乳管を刺激して分泌物を引き起こすことがあります。 ほとんどの場合、超音波検査で診断を確定することができます。 症状が重く腫瘍が大きい場合は、手術が必要となることが多い。 2.乳頭の皮膚湿疹:乳頭の皮膚湿疹は、ほとんどが授乳中に発生し、乳頭への乳汁の刺激により、湿疹様の変化、分泌物の皮膚への刺激、かゆみの症状を引き起こします。 3.乳がん:乳がんが乳管に浸潤して乳管障害を起こすと、毛細血管が破裂して出血し、乳管内に血性分泌物が生じます。 また、乳腺過形成や乳腺炎でも同様の症状が出ることがあります。 乳頭のかゆみと乳頭分泌物が混在する場合は、病院を受診して詳しい検査を受け、原因をはっきりさせた方がよいでしょう。