中性脂肪を下げるのに最も効果的な漢方薬というものはないが、クリニックで中性脂肪を下げるのにある程度の効果があるのは、ギノステンマとサンザシである。 ギノステンマは、益気補脾(脾胃の気を整える)、解痰解咳(痰を解消して咳を鎮める)、清熱解毒(体内の熱や毒を一掃する)の効能があり、脾胃の気虚による疲労感や虚弱感、食欲不振、肺の熱や乾燥による気陰不足(気陰両虚)、肺に痰がこびりついて咳き込むなどの治療に用いられます。 さらに、ギノステンマには濁りを解消し、脂肪を下げる(体内の不純物を浄化し、余分な体脂肪を減らす)効果もあり、中性脂肪を下げる効果もある。 この薬の副作用と禁忌は明確ではない。 サンザシは消食健胃(食物の消化を促進し、胃腸や内臓の機能を強化すること)、活血化瘀(気の流れを促進し、瘀血を散らすこと)、濁りを解消し、脂肪を低下させる作用があり、食滞による心窩部(腹部)の膨満感、腹鳴(しゃっくり)、酸嚥下(胃酸を上方から口腔咽頭に飲み込むこと)、下痢や腹痛、裂孔ヘルニアの痛み、血の滞りによる胸腹部痛、月経痛などの治療に用いられる。 サンザシの副作用は明確ではないので、脾胃が弱く気滞のない人には慎重に使用する。 上記の漢方薬は、漢方医の指導のもとで服用することが勧められ、自己判断でやみくもに使用して、体調に遅れが生じないようにすることが大切である。