軽い発熱であれば精子採取に影響はありませんが、38℃以上の発熱の場合は精子採取前に解熱する必要があり、薬を使用している場合は精子採取を避ける必要があります。
一般的に、38℃以下の発熱を伴う風邪は精子の質にほとんど影響を与えないと言われています。 現在では精子はその日のうちに作られるだけでなく、元気なときに精巣上体に保存されるため、精子の質に影響はなく、人工授精ではその中でも活性の高い精子を使用します。
ただし、38℃以上の発熱がある場合は、体温の上昇が精子の活性に影響することがあるため、一般的に38℃以上の発熱がある場合は、解熱剤による治療を行い、改善を待ってから精子を採取する必要があります。 精子への影響が大きい薬もありますので、薬を使用する場合は、薬の濃度が下がるまで一定期間待ってから採精を行う必要があります。
また、精子採取時に違和感がある場合は、患者さん自身の状況に合わせて精子採取の可否を判断するため、時間をおいて医師に相談することをお勧めします。