肝硬変で足のむくみが現れるとどうなるか

足のむくみを伴う肝硬変は、主に低タンパク血症、ナトリウムと水の貯留が原因と考えられ、治療には利尿とタンパク質の補給による症状の改善が必要である。 1.病因 (1)低蛋白血症:肝硬変患者では、この時期、肝臓の蛋白合成能力が低下するため、特に血漿アルブミンが減少しやすく、血漿コロイド浸透圧が低下し、水腫の状態になりやすい。 (2)ナトリウムと水の貯留:肝硬変で肝臓の蛋白合成能力が低下すると、ホルモン代謝障害が起こり、水とナトリウムの貯留が起こり、同時に腹水と門脈圧亢進症が合併すると、この時、下肢の浮腫が起こる。 2.治療 (1)利尿薬:フロセミド錠やスピロノラクトン錠を使用して利尿を行い、むくみを改善する。 (2)タンパク質の補給:アルブミンが30g/Lより低い場合は、ヒト血液アルブミンを補給するか、食事にタンパク質を加える。 足のむくみが生じた肝硬変患者は、医師の指導のもと、適時に治療を受ける必要がある。