胆管がんと肝細胞がんの違い

胆管がんと肝細胞がんの違いは、組織学的起源、腫瘍マーカー、画像検査、病歴などから判断できる。 1.組織学的起源:胆管がんは組織学的に胆管上皮細胞から発生し、肝細胞がんは組織学的に肝細胞から発生する。 2.腫瘍マーカー:原発性肝細胞癌の主な腫瘍マーカーはαフェト蛋白(AFP)であり、胆管癌の主な腫瘍マーカーは糖鎖抗原199(CA199)である。 3.画像検査:原発性肝細胞がんでは、超音波検査で肝臓に疑わしい占拠性病変を認めることがある。 強調CTでは、fast-in-fast-outの画像所見がみられる。 肝門部胆管癌では、超音波検査で肝内胆管の拡張、肝外胆管の非拡張、胆嚢の萎縮が認められる。 肝外胆管癌では、超音波検査で肝外胆管の拡張と胆嚢の腫大を認めることがある。 肝内胆管癌の場合、超音波検査で肝臓に限局した腫瘤を認めることがある。 4.既往歴:肝細胞癌の既往歴は、ほとんどが肝炎と肝硬変である。 胆管癌の既往歴は肝炎、肝硬変などが多く、肝内胆管結石症、胆管嚢胞、Schistosoma oryzae感染などが多い。 胆管癌と肝細胞癌の最終診断は、術後の病理結果に基づいて行われ、患者は積極的に医師と相談し、病状に応じて適切な治療を受ける必要がある。