緊急避妊ピルの服用による避妊の成否をより正確に判断するには、性交渉後7~10日以上経過してから血液中のヒト絨毛性ゴナドトロピン(HCG)を調べ、次の月経が来るか来ないかを観察する方法があります。 ヒト絨毛性ゴナドトロピン(HCG)は、受精卵が着床した後、末梢血から検出されます。 少なくとも7日間はかかり、この間、個人差により数日の誤差が生じることがありますので、少なくとも7~10日後にHCGの血液検査で陰性であれば、ほとんどの避妊は成功したと判断できます。 血液中のHCGを調べる以外にも、次の月経が来るか来ないかを観察することも一般的な判断方法です。 しかし、この判断方法は正確ではなく、次の月経が来る日に膣からの出血があった場合、月経開始とは判断できず、流産の兆候である可能性があり、患者さんによっては流産による出血を月経開始と勘違いすることがあります。 緊急避妊ピルが効いているかどうかを判断したい患者さんは、性交渉後7~10日以上経過してから血中HCGを調べればよいのですが、ピル服用後に異常な症状が現れた場合は、症状を遅らせないためにも、時間内に医師に相談することをお勧めします。