ヘリコバクター・ピロリ(略称HP)は胃や十二指腸に寄生する細菌で、ピロリ菌陽性は慢性胃炎、胃潰瘍、胃がんなどの原因となります。 ピロリ菌が陽性でも治るので慌てる必要はなく、臨床的には一般的に抗ピロリ薬を3剤併用、4剤併用で治療することが推奨されています。 3剤併用はプロトンポンプ阻害薬(オメプラゾールなど)+抗生物質2剤(メトロニダゾール、アモキシシリンなど)、4剤併用はプロトンポンプ阻害薬(オメプラゾール、ラベプラゾールなど)+ビスマス剤(クエン酸ビスマスカリウムなど)+抗生物質2剤(クラリスロマイシンなど)で、治療期間は通常14日間程度です。 4剤併用は、局所の薬剤耐性に応じて選択し、医師の処方に従って服用する。HP陽性の場合も、積極的な治療と定期的な検査が必要である。