子どもの腸閉塞の見分け方

小児患者における腸閉塞の発生は、病歴、症状、検査から判断することができる。 1.既往歴:腸重積、ヘルニア、クローン病、腸捻転、ヘルニア修復術、盲腸切除術などの既往がある場合は、腸閉塞の可能性が高い。 2.症状:上記の病歴があり、発作性の腹痛、嘔吐、肛門排便がなく便意がない、腹部膨満感などの典型的な症状を伴う場合や、泣き声、顔面蒼白、発汗、体温上昇などの他の症状を伴う場合は、小児腸閉塞と判断できる。 また、嘔吐物に胆汁や便が含まれていることもある。 3.検査:小児のX線検査で腸管内腔にガスが認められ、フィルムで腸管の膨張と液-ガス面が観察され、ルーチンの血液検査で白血球数、ヘモグロビン、ヘマトクリット、尿比重が増加し、嘔吐物や便に多数の赤血球や潜血陽性が認められれば、小児腸閉塞と診断できる。 小児腸閉塞は総合的な診断が必要であるため、小児腸閉塞が疑われる場合は、事故を防ぐために、親がすぐに医者に連れて行く必要がある。