正常な心拍数は60~100回/分であり、この範囲内であれば特別なコントロールは必要ないが、もし患者の心拍数が異常であれば、原因を特定することを前提に心拍数をコントロールすべきである。
1.心拍数が速い:飲酒やコーヒーなどの生理的な要因によるものであれば、原因因子を除去すればよい。甲状腺機能亢進症などの病的な要因によるものであれば、メチルチオミダゾールやプロピルチオウラシルなどの抗甲状腺薬を服用して心拍数をコントロールする必要がある。
2.徐脈:加齢による生理的な徐脈であれば、危険な超低心拍数に達しない限り、特別な介入は必要ない。病的なもの、例えば甲状腺機能低下症であれば、代替療法、例えばレボチロキシンナトリウム錠などで主原因を治療することでコントロールできる。
不快な症状があれば、やみくもに自己判断で薬を使うのではなく、時間内に病院へ行き、医師の指導の下、原因を特定した上で的を射た治療を行うべきである。