苔の少ない赤い舌の症状は?

舌苔の少ない赤い舌は、陰虚火亢(体内の陰精が不足し、虚火が亢進している状態)、陰を傷害する熱病の場合に多く見られる。 1.陰虚火亢:体内の陰液が様々な要因で減少し、体内の陽気を抑制することが難しくなり、その結果、虚火が亢進して舌苔が現れる。 やせ、口やのどの渇き、五心熱(両手両足の心臓が熱く、心臓や胸が勝手に熱くなる)、寝汗(寝てから異常に汗をかき、目が覚めると汗が止まっている)などの症状を伴うことが多い。 2.熱病による陰の傷:患者は熱毒の邪気を感じ、次第に体液を傷つけ消耗し、後期になると陰虚の症状が現れ、苔の少ない赤い舌はその症状の一つである。 従って、舌が赤く苔が少ない場合は、陰虚熱邪、あるいは熱病による陰の傷害が関係していることが多いと考えられる。 患者に不快な症状があれば、専門医の指導のもと、適時に適切な治療方針を選択し、症状が進行しないようにすることをお勧めする。