血清クレアチンキナーゼ測定値が範囲外の場合の対処法

血清クレアチンキナーゼの増加は、心筋梗塞、心筋炎、筋肉病変、術後の変化などで見られる。 1.急性心筋梗塞:安静、不安の緩和、有害刺激の防止、酸素吸入、メトプロロールなどのβ受容体拮抗薬の服用による痛みの軽減、アスピリンなどの抗血小板薬の服用、12時間の冠動脈インターベンションなど。 2.心筋炎:最も多いのはウイルス感染によるもので、治療は主に左心不全の支持療法を目的とし、ヒドロクロロチアジドなどの利尿薬を適宜使用する。 3.筋疾患:周期性麻痺などは塩化カリウムを適量服用する。 4.血栓溶解療法:外科的治療「クレアチンキナーゼは血栓溶解療法後の再灌流の状況を判断するのに役立ち、治療の必要はない。心臓手術や非心臓手術ではクレアチンキナーゼが上昇するが、これは正常な現象であり、特別な治療の必要はない。 血清クレアチンキナーゼの上昇がみられた場合は、心停止を予防するために原因を特定し、速やかに治療すべきである。