めまいやふらつき歩行の原因は、睡眠不足などの生理的なものと、高血圧、頚椎症、脳梗塞などの病的なものがあります。
1.生理的な状態:睡眠不足が続くと、脳細胞が休まらず、めまいやふらつきの原因になる。
2.病態
(1)高血圧:長期に血圧が上昇するため、血管の弾力性が低下し、血管壁が硬化し、動脈硬化と相まって、脳が慢性虚血状態になり、めまい、ふらつき歩行の症状が現れる。
(2)頚椎症:椎骨動脈の痙攣により頭部への血液供給が不足し、脊髄神経が圧迫され、下肢の神経に問題が生じ、めまい、立ちくらみ、足の裏で綿を踏んでいるような感覚を伴うふらつき歩行が起こることがある。
(3)脳梗塞:主に脳幹や小脳の梗塞患者にみられ、手足のしびれやろれつが回らないなどの症状を伴うことがある。
生理的な要因を取り除いてもめまいやふらつき歩行が改善しない場合は、早めに医師に相談し、積極的な治療を行う必要がある。