肺結節が3ヶ月間変化しない場合、通常重篤な状態には至らないが、それでも定期的な経過観察が必要である。
肺結節は通常、肺性仮性腫瘍、肺結節性疾患、結核、肺がんなどによって引き起こされる。3ヵ月間、その部位の肺結節を動態観察して、それ以上の発育変化がなければ、一般に肺の良性病変であり、病状は重篤ではない。
しかし、患者に喫煙歴、肺癌の家族歴、粉塵への職業的曝露など肺癌の高危険因子がある場合、あるいは肺結節の直径が5mmを超える場合は、胸部CTで結節の発育を観察し続ける必要がある。
発熱、寝汗、体重減少、倦怠感、食欲不振などの症状が現れた場合は、ツベルクリン反応や肺結節の組織検査を補足して、結核か肺結節性疾患かを判断する。
肺結節のある患者は、禁煙を厳守し、粉塵曝露のある仕事であれば転職を検討し、胸部CTを定期的に見直す必要があるが、結節が発生しなければ基本的には良性病変と判断できる。