肺結核で胸水が貯留した場合、二次性肺結核、結核性胸膜炎、抗結核治療の中断など、胸水貯留の原因となっている病態によって治癒までの期間が異なります。 1.二次性結核:二次性結核による胸水貯留であれば、イソニアジド、リファンピシンなどの抗結核薬の投与が必要で、6ヶ月程度で治癒する。 しかし、結核菌が薬剤耐性を獲得すると、治療期間が6ヶ月を超えるか、それ以上かかることもある。 2.結核性胸膜炎:結核性胸膜炎で胸水が貯留すると再発しやすく、積極的な抗結核薬治療と摘出液を行った後、治癒するまでに通常1年以上かかる。 3.治療中断や再発:抗結核治療中に治療中断や再発があり、胸水貯留を起こすと、治療期間が延長し、6~12ヶ月以上かかることがある。 従って、肺結核で胸水が発生した場合、専門の結核専門医と協力して、できるだけ早く標準的な抗結核治療を行い、積極的に病状をコントロールし、重症化を避けることをお勧めします。