漢方医学では、心膜の閉塞は、熱邪が心膜を曖昧にし、瘀血が停滞するなどの要因が大部分を占めると考えられています。治療には、血行を活発にして瘀血を取り除き、熱を取り除き毒素を排出し、経穴を開いて心を目覚めさせる効果のある独自の漢方薬、例えば安宮牛黄丸を選ぶことができます。
安宮牛黄丸は麝香(じゃこう)、真珠、桂皮(けいひ)、山茱萸(さんしゅゆ)、黄連(おうれん)、桂皮(けいひ)、山梔子(さんしし)、当帰(とうき)、氷膠(ひょうこう)などからなり、清熱除毒、怯懦(きょうだい)、開心(かいしん)の効能があり、発熱、心膜への邪の侵入、高熱の痙攣、振戦せん妄(錯乱、譫妄)、また脳卒中の昏睡、脳炎、髄膜炎、中毒性脳症、脳出血、敗血症など上記の症状が見られる人に用いることができる。
妊婦、スポーツ選手の使用には注意が必要である。
心膜閉塞の患者には、通常の病院で診察を受け、専門医の指導のもと、エビデンスに基づいた治療を行うことを推奨する。