大中陰丸と紫白地黄丸の違いは、成分と主治法にある。 1.組成の違い:大中陰薬は熟地黄、酢亀子、塩母草、豚脊髄、塩杉からなり、紫白地黄丸は地黄、杉、山茱萸、熟地黄、泥丹皮、沢瀉、山芋、茯苓からなる。 2.主な治療法の違い:大中陰薬は主に陰虚火旺(体内の陰精が不足し、火が亢進している状態)、咳嗽、ほてり(のぼせ)、寝汗(入眠後に異常な発汗があり、起床後に発汗が止まる)、耳鳴り、精子無力症などに用いられ、至宝地黄丸は主に陰虚火旺、腰膝痛圧痛(腰部や膝部の痛みや脱力感)、ほてりや寝汗、耳鳴り、口渇・のどの痛み、精子無力症などに用いられる。 いずれも陰を養い火を下げる(陰精を養い火を下げる)効果がある。 大天陰丸と紫白地黄丸の副作用と禁忌は知られていない。 薬物療法が必要な場合は、まず医師に相談し、医師の指導のもとで服用する。