洞調律のST変化の重症度は、重篤な器質的疾患の有無に依存し、単純なST変化は重篤ではなく、重篤な疾患を有する患者では重篤な疾患と合併する。 臨床における洞調律のST変化は比較的一般的であり、正常集団にみられる。 STセグメント変化のある患者の中には、冠状動脈性心疾患、リウマチ性心疾患、虚血性心筋症などの器質的疾患を有するものもある。また、重症の貧血、慢性閉塞性肺疾患など、心臓以外の疾患を有する場合もあり、その重症度は著しく上昇し、重篤な合併症を引き起こすこともある。 洞調律STが変化している患者さんには、原因をはっきりさせるため、また必要であれば医師の指導のもと標準的な治療を行うため、時間内に病院を受診することをお勧めします。