天南星は蛇毒の治療に外用できるが、現在では一般的ではなく、医師の指導のもとに使用する必要がある。 天南星の効能は、除風解痙(風を散らすことで痙攣などの症状を治療すること)、解痰散結(痰を解消し結節を散らすこと)である。 天南星は苦・辛・温の性質を持ち、肺・肝・脾の経絡に属する。 持続する痰咳、風痰眩暈、脳卒中の痰鬱結、失声症、片麻痺(手足が意のままに動かない)、てんかん、けいれん(主にめまい、けいれん、痙攣が現れる小児の病気)、破傷風の治療に用いる。 外用では、癰腫、蛇咬症、虫咬症の治療に用いるので、天南星は蛇毒の治療に外用すべきである。 なお、妊婦の使用には注意が必要である。内服用の生薬は慎重に使用すべきである。 ヘビに噛まれた場合は、病状を遅らせることがないよう、時間内に病院へ行き、医師の指導のもと治療を受けることをお勧めする。