例えば、喀血が原因で気管支拡張症に罹患している場合、通常CT検査で発見することができる。喀血が原因で結核に罹患している場合、CT検査とツベルクリン実験などを組み合わせることで診断が明確になる。 しかし、喀血の原因が血液疾患、リウマチ性疾患、内分泌疾患などの場合は、CT検査では発見できないことが多い。 喀血の原因は、気管支拡張症、気管支炎、肺癌、結核、肺塞栓症などの呼吸器疾患、僧帽弁狭窄症、動脈カテーテル治療などの循環器疾患、白血病、再生不良性貧血などの血液疾患、SLE、子宮内膜症などのリウマチ・内分泌疾患など多岐にわたる。 CT検査は気管支炎、気管支拡張症、肺癌、結核などの病気による喀血には有効である。 しかし、白血病、再生不良性貧血、全身性エリテマトーデス、子宮内膜症など、CT検査では発見できない病気もある。 喀血のある患者は、医師の診断の下、CT検査が必要かどうかを判断するため、速やかに医療機関を受診することができる。