総コレステロールとは、コレステリルエステルと遊離コレステロールの総称で、脂質代謝や動脈硬化のリスク、脂質低下薬使用後のモニタリングなどに用いられる。 血清総コレステロール値は、年齢、性別、精神的、食生活など多くの要因に影響される。一般に、女性より男性、肉体労働者より精神労働者の方が高いので、一律の基準値はないが、境界値、あるいは上昇、下降などがリスクレベルとみなされる。 総コレステロールの変化にも臨床的意義があり、アルコール摂取、甲状腺機能低下症、心血管・脳血管疾患による動脈硬化症などで増加が見られ、貧血、甲状腺機能亢進症などで減少が見られます。したがって、総コレステロールが高いことがわかったら、すぐに医師に相談し、専門医の指導のもとに適切な治療薬を選択する必要があります。