症候性急性HIV感染患者の大部分は、発熱時の体温が38〜40℃である。 41人の患者を対象とした研究では、平均最高体温は38.9℃であった。 急性HIV感染者は、急性レトロウイルス症候群と呼ばれるさまざまな徴候や症状を呈することがある。 最も一般的な症状は、発熱、リンパ節の腫脹、咽頭痛、発疹、筋肉痛/関節痛、頭痛である。 有痛性皮膚粘膜潰瘍は急性HIV感染症の最も特徴的な症状の一つである。 また、徴候や症状の有無にかかわらず、患者が最近ハイリスクな曝露を受けたり、最近性感染症(特に梅毒)にかかったりした場合は、早期HIV感染を考慮すべきである。 急性または早期のHIV感染の可能性を考慮する場合、HIVウイルス学的(ウイルス負荷)検査など、利用可能な最も感度の高い診断検査を実施すべきである。 HIVウイルス量検査に加えて、抗原・抗体複合検査が行われる。 重大な結果を避けるため、関連する臨床症状がある場合は、医療施設での適時のスクリーニングが推奨される。