髄膜腫に対するガンマナイフ治療の副作用には、主に遅発性腫瘍周囲脳浮腫、脳神経機能障害、認知機能障害などがある。 1.遅発性腫瘍周囲脳浮腫:ガンマナイフ治療後、脳凸部および脳室傍洞の髄膜腫で潜在的な遅発性脳浮腫の有病率が増加することが臨床研究で示されており、術後にMRI検査を実施して浮腫の有無および浮腫の部位を明らかにすることが可能である。 2.脳神経機能の障害:術後に視覚障害、顔面神経麻痺、顔面感覚障害などが出現することがあるが、これは腫瘍の圧迫や手術によるものと考えられる。 3.認知機能障害:術前評価と比較して術後6ヶ月の患者では、記憶力(一過性記憶、遅延想起を含む)、視空間能力、遂行能力、注意力の低下があることを指摘する研究もあり、認知機能障害の発生は、マージン線量や腫瘍部位と関連している可能性がある。 患者がガンマナイフ治療計画を採用すべきかどうかは、医療専門家による評価が必要であり、総合的な判断が求められる。