進行期肺癌における全身性浮腫の一般的なタイプには、低蛋白血性浮腫、腎由来浮腫、肝由来浮腫などがある。 浮腫のタイプに応じて、患者に適した治療法を選択することができる。 1.低タンパク性水腫:タンパク質の多い食物を多く摂り、医師の指導のもとフロセミド、利尿酸ナトリウム、ブチロフェノキシ酸などを使用する。 必要であれば、医師の指導のもとアルブミンを点滴して血清中の蛋白濃度を高める。 2.腎性浮腫:腎臓を損傷する薬剤の適用を避け、医師の指導の下、ヒドロクロロチアジド、フロセミド、トラセミドなどの浮腫を軽減する薬剤を使用する。 3.肝性浮腫:肝性浮腫は主に肝細胞の損傷によるもので、体内の水分の代謝異常によるもので、医師の指導のもとアルブミン、ジオスミン錠、ヒドロキシベンゼンスルホン酸カルシウムカプセルなどを用いて治療する。 肺癌末期の全身浮腫は、他の病態でも起こりうるので、患者は医師の指導の下、病気の具体的な原因を明らかにし、それに対応する治療を行うことが望ましい。