大胸筋の始点

大胸筋の起始部は、鎖骨の内側半分、胸骨、上5~6肋軟骨の前壁、腹直筋鞘に位置する。 大胸筋は前胸部の表層上部に位置する。 起始点は鎖骨の内側半分、胸骨、上5~6肋軟骨の前壁および腹直筋鞘に位置し、上腕骨の大結節の稜で終わる。 大胸筋の筋腹は扇形で、外側から上方に向かって集中し、大結節の頭頂で終わる。 大胸筋の構造的特徴としては、起始部の異なる線維は停止部が異なること、鎖骨部の線維は外側に扁平な腱の前層を形成すること、外側に位置する線維は外側唇の上端で停止すること、内側に位置する線維は外側唇の下端で停止すること、腹肋および胸肋の線維は鎖骨部の線維より後方および下方に位置することなどが挙げられる。 大胸筋の主な機能は、上腕を外転させたときに、上下の筋束が同じ程度の伸展性を有するようにすることである。 大胸筋の収縮は上腕骨の内転と回内を可能にし、胸骨部の収縮は持ち上げられた上肢の後方への伸展を可能にして呼吸を助け、鎖骨部の収縮は肩関節の屈曲を可能にする。 違和感が生じたら、症状を長引かせないために、速やかに医師の診察を受けるべきである。