舌苔が厚いのは主に肝の場合であり、気部の熱(衛気営血の診断では気部)、気部の湿熱、食滞(消化不良により胃に食物が溜まること)、痰湿などが原因と考えられるので、他の症状と合わせて診断する必要がある。
舌苔は口と舌の胃気の燻蒸によって作られ、正常な舌苔は薄い白苔であるが、舌苔が厚い場合は以下の4つの状況が考えられる:
1.気部の熱が陰を傷害する:舌苔は厚く、色は黄色で、水分は少なく、発熱、口渇、大脈、発汗などの症状を伴う。
2.気の湿熱:舌苔が厚く、黄色っぽく、脂っぽく、上腹部膨満感、四肢重だるさ、発熱は午後に顕著で、発汗しても軽快しない。
2.食滞:舌苔が厚く、食欲不振、酸嚥下(胃酸を口腔咽頭まで飲み込む)、酸っぱい便などの症状を伴う。
3.内痰湿:舌苔が厚く脂っぽい、めまい、色が濃い、吐き気、嘔吐、易疲労感、食欲不振、便がネバネバするなどの症状を伴う。
体調が悪いと感じたら、医師の指導のもと、定期的に治療を受けてください。