脳梗塞の開頭手術後の回復は千差万別で、覚醒できる患者もいるが、神経機能障害を伴うこともあり、重度の昏睡は植物状態、あるいは死に至ることもある。 脳梗塞で開頭手術が必要な場合、脳梗塞の範囲が大きいことが多く、脳浮腫が目立ちます。術前に意識障害がないか、脳ヘルニアがなく浅い昏睡状態であれば、開頭手術後、適切な治療で意識を取り戻すことができますが、片麻痺、失語症、てんかん、ふらつき歩行などを伴うことが多く、リハビリで改善しますが、完全に回復することは困難です。 大量脳梗塞の患者さんのなかには、術前に昏睡や脳ヘルニアを合併していた方もおり、開頭手術を行ったとしても、その多くは四肢の運動・感覚障害、てんかん、失語・嚥下障害、嗄声などの神経機能障害の症状を伴います。 脳梗塞で開頭手術を受けた後は、通常の病院の脳神経外科で患者さんの状態に合わせた治療を行い、一刻も早い回復を促す必要があります。