鮮やかな赤色で痛みを伴わない便からの出血は、内痔核や直腸腫瘍の可能性がある。 1.内痔核:内痔核は直腸静脈叢の静脈瘤によって形成される。 内痔核の主な臨床症状は出血と脱肛である。 断続的な排便後の鮮血は一般的な症状である。 血栓症、嵌頓、感染がなければ、内痔核に痛みはない。 内痔核の直腸診では、明らかな腫瘤に触れることはできない。 2.直腸癌:直腸癌は直腸下部に好発し、初期の直腸癌では明らかな症状はないが、腫瘍が破れて出血すると便に血が混じることがある。 同時に、直腸がんの場合、排便習慣や便の性状に変化が現れます。 また直腸刺激徴候といって、下腹部に違和感を感じたり、便意を強くもよおしたり、排便後に不完全な排便感があったりすることもある。 直腸指診では、凹凸のある腫瘤が見つかることがある。 無痛性血便は良性と悪性の可能性があるので、悪性疾患を見逃し、治療が遅れることを避けるために、患者さんは時間内に医師に相談し、専門医の手配のもと、精密検査を済ませて悪性疾患を除外し、同時にできるだけ早期に妥当な治療措置をとることをお勧めします。