下肢の骨折の場合、ギプスを外す期間は4~6週間で、通常の歩行は骨折後3ヶ月かかるのが普通ですが、実際の骨折の治癒状況や骨折の数、粉砕の程度、治癒の状態、栄養状態の問題の有無、代謝機能障害の有無などにもよります。
1.一般的な外くるぶしの骨折や剥離骨折など、安定した骨折であれば、U字型のギプスで4週間程度固定し、ギプスを外せば6週間程度で歩行を再開できます。
2.大腿骨遠位端骨折、脛骨近位端骨折、特に脛骨高原骨折など、膝関節周囲の骨折の場合、骨折だけでなく、膝関節周囲の靭帯、関節包、半月板損傷もあるため、ギプスを外すには、骨折後約8週間が必要で、フィルムの検討により体重負荷の一部を決定し、歩行再開まで10~12週間かかることが多いです。
3.股関節骨折の場合はもう少し時間がかかり、軽い体重支持で地面を踏めるようになるまで約12週間、最終的には通常の歩行を再開できるようになるまで約16週間の訓練が必要になることもあります。
骨折が完治したかどうかをレントゲンで確認しに行くまでに、地面を歩けるようになる目安の期間です。 したがって、ギプスを外した時期で普通に歩けるようになる時期が決まるわけではなく、骨折の治り具合を見て主治医が判断します。