立っているときと座っているときでは体勢が違うので、心拍数は影響を受けるが、その差はそれほど大きくない。
心拍数とは、静かな状態での1分間の心臓の拍動回数のことで、心臓は心拍数を調節して血液の出力に影響を与えることができるため、体位が変わると心臓に戻る血液の量も影響を受け、心拍数も変化する。
立位では、血液は重力の影響を受け、下肢の血液が上昇して心臓に戻るため、心拍数は生体の必要を満たすために血液を送り出す頻度を高くする必要がある。
座っているとき、下肢の血液は重力によって下がり、心臓の血液に戻って上昇するので、心拍数は遅くなるが、相対的に遅くなるだけで、両者の差はあまり大きくならない。